七夕に向けて天の川の壁画制作に取り組みました。
大きな紙に下書きされた天の川と笹の葉に、手でちぎった折り紙を貼っていきました。
「天の川の色は何色かな?」「笹の葉は?」と色をみんなで考えて決めました。
紙をちぎる時も、左右に引っ張って上手くちぎれない子もいましたがちぎり方を見せてあげると、その後は上手にちぎることが出来ました。
また、ちぎった紙の大きさも子供たちの年齢や発達によって様々ですが、その様々な大きさが良い味を出して広大な天の川を表現していました。
ちぎり絵は、指先をたくさん動かすことが出来ます。大人にとっては簡単な動作でも、子供にとってはとても集中力がいる作業で、指先の動かし方を上達することが出来ます。
以前、ある冊子で「発音が未熟なお子さんがお家で取り組めることは何ですか?」という質問の答えのひとつに「口の中の動きは体の中でも特に難しい動きです。運動面においても粗大な動きができるようになり段々と細かい動きも上手になっていくという獲得の順序があります。そのようなことから、腕を大きく降って歩いたり、塗り絵や迷路、折り紙などに取り組んでみてください」と書かれていました。
指を使うという事は、単に指先の動き方だけではなく、上記のように言語にまで影響を及ぼしていることが分かります。
今回は、はさみがまだ上手く使えないお子さんでも、楽しみながら作ることが出来ていました。
まだ、作品は途中ですので、これからまたみんなで完成させたいと思います。
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